日ハムファンの野球狂

日本ハムを中心に野球について書いていきたいと思います。

バースの好投と陽のホームラン

 昨日、大敗していただけに重要だった今日の一戦。アウェーでの西武2連戦で連敗していたこともあって、今日負けるとシーズンを通して、西武に苦手意識が出てしまいそうになるので、ホームでは何とか勝ち越したい。そんな大事な試合でここまで勝ちのない新外国人バース。前回登板で好投していたので、期待したいところ。ただ相手は菊池雄星。そう簡単に点が取れるような展開にはならなそう。

 

 バースは最速154キロのストレート。吉井コーチとのフォーム改善で球威がどんと上がったように見えました。吉井コーチの的確なコーチングとバースのコーチの指導をしっかり受け入れる人間性、的確に反映させる調整力。すばらしいです。7回途中まで投げて3失点。ゲームはしっかり作りました。70球を超えてきたあたりからストレートの球速が露骨に落ちていました。ツーシーム主体にしたからなのか、スタミナに問題があるのか。そこがこれからの課題でしょうか。ただ、全体的にはナイスピッチングです。

 

 打線のほうは、陽を6番DHで起用してきました。結果的に抜群の采配となりました。6回裏、同点、1アウト1塁の場面でストレートが3球続いて2-1のカウントから真ん中低めのスライダーを完ぺきにセンター左寄りにホームラン。あのコースへあれだけ飛んだのは、札幌ドームではほとんど見たことないくらい飛んでました。

 陽はフリースインガーですから、5番6番に置くのが良いかもしれません。積極的な打撃は陽の長所だと思ってます。

 

 あと気になったポイントが2つ。2回裏2アウトから大野のヒットのあと、西川が高めのストレートをセンターよりの左中間にスリーベース。この1点は2アウトであったことを考えれば大きな1点でした。結果も1点差でしたし、試合の中での大きさももちろんでしたが、西川の逆方向への大きなあたりは久しぶりに見ました。逆方向にも長打が打てるのは、西川の真骨頂でもあるので、徐々に状態が上がってきているのではないでしょうか。最近は、固め打ちというより1日1本という感じなので、率自体はそこまで上がってきていませんが、フォアボールも選べていますし、もともと好不調の波が大きいというのがネガティブなポイントでしたから、この1日1本ずつ出ていることもプラスに考えたいです。今週末、得意のソフトバンク戦でドバっとヒットが出そうな気がします。

 もう1つが増井の状態です。フォークが決まらないということを書きましたが、今日はしっかり低めに来ていました。元々ストレートはきていたので、鬼に金棒です。坂田の時のフォークが、若干ですが中指にかかってシュート回転でシンカー気味に落ちていましたからそこぐらいですね。

 

 今日は明るい話題の多い試合になりました。8連勝で勢いに乗りまくりのソフトバンクを敵地で止めてやりましょう。明日は試合がないので、打線の組み方について書きたいと思います。ではまた。