日ハムファンの野球狂

日本ハムを中心に野球について書いていきたいと思います。

大谷翔平ってこんなもの?

 6回4失点。これが彼の今日の成績だ。

 

 今シーズン初の3連勝を目指した今日の試合。勝てば5割復帰。ここ2試合は、先発が安定しなかったものの、打って2連勝。今日はエースの登板。先発投手が頑張る番。しっかり長いイニングを投げて、試合を作ってくれるだろう。そんなに毎回打てるわけではないからね。投打がかみ合うというのはある意味そういうこと。期待した。

 

 先制したのは日ハムだった。苦手野上から陽のタイムリー。相手のまずい守備にも助けられ、2点を取る。

 

 しかし、すぐさまメヒアにホームラン。先頭バッターの初球のアウトコースのストレートをライトスタンドへ。これは事故。しょうがない。

 

 ただ、次の回、メヒアに同点タイムリー。追い込んでから変化球が高めに浮く。大事なところで力を入れるといい球がいかない。

 

 さらに、次の6回にも8番、9番に連続タイムリー。下位打線も抑えられない。

 

 どうした大谷。こんなものか?去年のピッチングをもう忘れてしまったよ。

 

 調子は悪くなかった。ストレートのスピードも立ち上がりから出ていた。ストレートで空振りも取れていた。中村からは、全打席三振に取れていた。

 

 それでも打たれる。なぜか。前回から気になっているのは、重要な場面、力を入れる時、必ずいい球がいかない。変化球は高めにいく、ストレートはスピードも出てないし、コントロールもひどくアバウト。

 

 思い起こされるオープン戦のギャレットから奪った三振。明らかなギアチェンジ。思い切った腕の振りから繰り出されるとんでもないストレート。あの時期に162キロ。とんでもない。今シーズンの大谷に期待せざる負えない投球。それが、シーズンに入ると出来ていない。どうしたものか。

 

 ただ、あまり心配もしないでほしい。今年の3月頭にできていたことが出来なわけがない。今はバイオリズム的に調子が落ちているだけだ。あれだけの投球が出来ていたんだから。去年の大谷が戻ってくるというよりも、必ず去年よりもさらに凄味を増した大谷が現れると信じている。

 

 二刀流をしている限り、打者を言い訳には使ってほしくない。打者で活躍しているから、いいピッチングが出来なくても取り返せているよねという発想が出てしまうなら、二刀流はやめたほうがいい。打者は打者、投手は投手、両方で結果を残さなければ意味がない。

 

 それでも、ホームラン5本も打ってチーム2位。普通にすごいよね。ホームランリーグ4位タイのやつが、リーグで一番イニング投げてるんだぜ。とんでもねえよ。言い訳するなとか言いながら、こんな見方もしてしまいます。

 

 まあ、大谷に思うことはこんなところかな。ダルビッシュは4年目とかにいきずまったりしてなかったから、あれぐらいのクラスになってくれるのかと考えたら少し心配にもなるけどやってくれるでしょう。

 

 今年の日ハムの1年くれてやるよ。というか、やってくれないと優勝できないし。頼むよ大谷。