日ハムファンの野球狂

日本ハムを中心に野球について書いていきたいと思います。

4月14日 オリックス5回戦

 昨日の接戦での敗戦を受けて、今日は思い切って打線を組み替えてきました。相手の山崎福也投手には、昨年抑えられているということもあったのでしょう。右バッターの石川慎吾選手、松本選手を入れて、不調の西川選手を外すという打線を組んできました。しかも、石川慎吾選手を1番で起用。松本選手のほうが1番向きかなと思いましたが、実績のあり、オープン戦の結果が良く、代打で今シーズン初ヒットが出たばかりの石川慎吾選手を使いました。初球からどんどん振っていく選手なので、その勢いで打線に火をつけてほしいという気持ちもあったのかな?

 西川選手は本来、投手の右左で変えられるような選手になってもらっては困ります。我慢して使ってほしいと切に願います。

 

 試合はお互いなかなかランナーを出しても続かないという展開でした。山崎福也選手は腕が振れていて、ストレートとカーブでどんどんカウントを有利に進めていました。初球にストライクが取れたのは打者24(盗塁アウトの時の中田選手の打席も含め)に対して20とすばらしい数字です。キャッチャーの若月選手もいいリードをしていました。バッターがあっていないと思ったら、その球を2球、3球と続けていくリードは、よく打者のことを観察しているなと思いました。キャッチャーってどうしてもバランスを取りたがるような気がするんですよね。あまり一つの球種に偏ると不安になるというかなんというか。グーばっかりだしてたらパーを出されてしまうんじゃないかというような。でも、相手がチョキを出しそうだなと思ったら、グーを出しますよね。自分が何を出すかよりも、相手が何を出すか考えたリード。うーん、上手く説明できない(笑)。またリードに関しては、それをテーマにひとつ書きたいと思います。

 対してバース投手は、打たれたヒット5本のうち、内野安打が3本ということで、ほとんど捉えられた当たりがありませんでした。吉田選手の三遊間を破るレフト前ヒットもそこまで、いい当たりではなかったので、糸井選手のホームランだけが…ということでしょうか。内野ゴロも多く、バース投手のアウトの取り方が3戦目にしてようやく見えたような気がします。後は、ランナーが出た時に球速が5キロくらい落ちてしまうことと、70球を過ぎるくらいに一度疲れが来て、球が抜けることが多くなるということが課題だと見えました。

 

 打線は、ポイントであった石川慎吾選手、松本選手ですが、よかったと思います。松本選手の最初の打席のツーベースは、追い込まれながらもよく打ちました。1-2からのインコースのストレートを右方向にファールにしたところを見ると、変化球待ちの真っ直ぐ対応かなと思いきやもう1球きたインコースのストレートをレフトオーバー。変化球が来たらどうなっていたかなと思いますが、非常に内容のある打席でした。石川慎吾選手もチャンスで一本が出ませんでしたが、持ち前の積極性でどんどんバットを振って行っていましたから、結果が出るのも時間の問題だと思いますし、また使いたくなるような内容でした。

 全体的には、近藤選手、大谷選手のところでチャンスが来ましたが、打てませんでした。基本的にバッターは投手がいいコースに投げられてしまったら、打つことは相当厳しいと思います。それぐらい今日の山崎福也投手の腕が振れていたし、いいコースに来ていました。技術的にどうこうというのは、あまり無かったと思います。あと審判のストライクゾーンがかなり広めでした。これが大きいかな。

 

 結果的に今シーズン2度目の1-0負け。うーん悔しい。けが人続出中なので、今が一番苦しい時期じゃないかなと思います。ここを5割で乗り切ることが出来れば、けが人が返ってきてからの巻き返しも期待できます。めげずに応援します!